- HOME
- 移転価格お役立ち情報
- 移転価格用語集
- 独立価格比準法(CUP法)とは | 押方移転価格会計事務所
押方移転価格会計事務所の移転価格お役立ち情報
独立価格比準法(CUP法)とは | 押方移転価格会計事務所
- 2016.03.23
- 移転価格用語集
独立価格比準法(CUP法)とは、国外関連取引(親子間取引)と同種の棚卸資産を、数量などが同様の条件で売買した時の価格を第三者間取引から見出し(比較対象取引)、その価格をもって独立企業間価格とする移転価格計算方法です。基本三法のひとつとされています。
比較対象取引の選定には内部比較と外部比較の2パターンがあります。
内部比較対象取引(コンパラ)とは、親会社が子会社に販売しているのと同種の商品(X)を子会社と同じ国にある別企業(P社)にも販売している場合、Xの販売価格をP社と子会社で同じにするという方法です。 外部比較とは、親会社と同じ国にある(A社)が子会社と同じ国にある(B社)にXを販売する場合の価格を入手し、その価格でXを子会社に販売するという方法です。
独立価格比準法は、独立企業間価格を直接算定する方法であり、最も高い信頼性を置くことができますが、比較対象取引の選定の困難さから採用されるケースは限定されます。
<この記事を書いた人>
押方移転価格会計事務所 押方新一(公認会計士・税理士)
「移転価格対応に失敗したくない人が最初に読む本」
個別相談付き移転価格入門セミナー
【記事数300以上】移転価格お役立ち情報一覧
移転価格文書化コンサル専門-押方移転価格会計事務所TOP
あわせて読みたい記事
-
お電話でのお問い合わせ
受付時間/9:00~17:00
-
メールでのお問い合わせ
お問い合わせ