- HOME
- 移転価格お役立ち情報
- 移転価格全般
- 移転価格調査による追徴税額が大幅増加(国税庁) | 押方移転価格会計事務所
押方移転価格会計事務所の移転価格お役立ち情報
移転価格調査による追徴税額が大幅増加(国税庁) | 押方移転価格会計事務所
- 2017.11.09
- 移転価格全般
国税庁から発表された平成28事務年度の法人税等の調査結果概要によりますと、移転価格調査による追徴税額は627 億円と前年比で大幅に増加しました。(前年は137億円)
調査対象となった企業数は169社(前年は218社)と減少していますので、数十億円規模の大型案件が複数発生し、追徴税額の総額及び平均額を押し上げたと考えられます。
海外取引を行っている法人税の実地調査は増加傾向
海外取引を行っている企業に対する調査実績は13,585社(前年13,044社)であり、そのうち非違が発見された企業数は3,335社(前年3,362社)であり、海外取引法人の非違割合が相変わらず高いことがわかります。
また無形資産の使用料や役務提供の対価、給与からの源泉徴収漏れも多く指摘されています。(1,556件 追徴総額4,253百万円)
企業や個人のグローバル化が加速していますので、国際課税に対する調査強化の方針は今後も継続すると思われます。
<この記事を書いた人>
押方移転価格会計事務所 押方新一(公認会計士・税理士)
「移転価格対応に失敗したくない人が最初に読む本」
個別相談付き移転価格入門セミナー
【記事数300以上】移転価格お役立ち情報一覧
移転価格文書化コンサル専門-押方移転価格会計事務所TOP
あわせて読みたい記事
-
お電話でのお問い合わせ
受付時間/9:00~17:00
-
メールでのお問い合わせ
お問い合わせ