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運転資本調整とは | 押方移転価格会計事務所
- 2016.10.21
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運転資本調整とは、自社(または海外子会社)と比較対象企業の運転資本の水準に差がある場合に、運転資本を確保するために必要な金利相当額を調整することにより比較可能性を高めることです。運転資本とは事業活動を行うために短期的に必要な資金であり、在庫+売上債権-仕入債務で算出されます。
例えば販売先に90日間の支払猶予(決済期間)を与えた場合、90日分の金利相当額を負担していることになります。従って一般的な取引においては、即金で販売した場合よりも金利相当額分だけ高い価格になっているという考え方です。
運転資本調整は常時機械的に行うものではなく、取引価格や利益率に及ぼす影響を十分に検討した上で実行するかどうかを判断します。
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